ケンイチ探偵 感想倶楽部
  • HOME
  • 全ての投稿記事
2025年12月3日 0
ギャラリー, マイ聖地探訪の旅, 感想記事, 日々の感想

つくば万博訪問記③ つくば万博ギャラリー パビリオン・エキスポパーク編【マイ聖地探訪の旅】

つくば万博訪問記③ つくば万博ギャラリー パビリオン・エキスポパーク編【マイ聖地探訪の旅】
2025年12月3日 0
ギャラリー, マイ聖地探訪の旅, 感想記事, 日々の感想
ホーム » 感想記事 » 日々の感想 » マイ聖地探訪の旅 » つくば万博訪問記③ つくば万博ギャラリー パビリオン・エキスポパーク編【マイ聖地探訪の旅】

子供の頃に訪れたつくば万博。
何となく懐かしさに駆られ、ウン十年ぶりに訪問した万博跡地。
変わってしまったところもあれば、変わらないところもあり、時の流れの複雑さを感じました。
今回つくばで訪問した場所と、当時のつくば万博での思い出を写真と共に紹介させて頂きます。

  • ①. 旧ぴゅんぴゅん峠よりぽっちゃん湖を望む
  • ②. ぽっちゃん湖、ぴょんぴょん橋(現水堀橋)を望む
  • ③. ぽっかりが丘(現芝生広場)を望む
  • ④.エキスポプラザ(現シンボル広場)を望む
  • ⑤. シンボルタワー(現科学の門)を望む
  • ⑥. 万博会場での名称「ときめき通り」を歩く
  • 富士通パビリオン
  • NEC C&Cパビリオン
  • 燦鳥館(さんとりかん・サントリー館)etc.etc.…

⇩の画像は、つくばエキスポセンターに展示されているつくば万博の模型。これで今回立ち寄った科学万博記念公園での順路を模型を使って説明しますと…

かなり精巧な模型でした

こういうコースで歩きました。

①. 旧ぴゅんぴゅん峠よりぽっちゃん湖を望む

②. ぽっちゃん湖、ぴょんぴょん橋(現水堀橋)を望む

つくばエキスポセンター ライブラリーより 当時のぽっちゃん湖の写真
2025年4月現在
国際科学技術博覧会公式ガイドブックより
つくば市ホームページより

③. ぽっかりが丘(現芝生広場)を望む

公式ガイドブックより 現在の管理事務所の裏あたりにソニー出展のジャンボトロンがありました。

④.エキスポプラザ(現シンボル広場)を望む

ここに、イベント会場のエキスポプラザがありました。

公式ガイドブックより

⑤. シンボルタワー(現科学の門)を望む

シンボル広場のすぐ正面にあるのが、この「科学の門」。
これは日本政府出展のテーマ館に併設されていた、シンボルタワーのミニチュアレプリカ。

「科学の門」は、これはこれで大きなモニュメントなんですが、オリジナルは高さ40メートルの巨大タワーだったので…。

そのイメージの先入観があると、科学の門は小さく見えて最初どこにあるのか全然わからなかったですね。

⑥. 万博会場での名称「ときめき通り」を歩く

これは、万博記念公園の近くにある、アステラス製薬つくば研究センター。
ここは万博会場ではBブロックだった場所。
すぐお向かいにダイキン工業(株)さんのつくば研修所があるのですが、ここはAブロックだった場所。

公式ガイドブックより

富士通パビリオン

このBブロックにあった富士通パビリオンに行ったのはよく覚えています。
派手さはない、非常にシックな外観。中央のコスモドームで上映される、世界初のフルCG全天周立体映像が最大の見もの。

公式ガイドブックより

『ザ・ユニバース』というタイトルの、太陽系誕生の歴史をCG化したもの。宇宙空間の元素や分子の構造が3Dポリゴンで描かれ、それを赤と青の偏光メガネで見る立体映像。
CGのクオリティ自体は初代プレステぐらいのレベルだったと記憶していますが、CGが珍しかった時代、科学の最先端という雰囲気を大いに感じたのが印象に残っています。

公式ガイドブックより

NEC C&Cパビリオン

他にも、GブロックにあったNEC C&Cパビリオンにも行きました。

公式ガイドブックより

目玉はC&Cシアター。各席は宇宙船の操縦席になっているという趣向で、大きなタッチパネルやモニターが設置されている。大スクリーンに映し出される映像をもとに、宇宙船の進路をタッチパネルから多数決で決めたり、襲ってくる隕石群を打ち落とす操作をしたりする。

公式ガイドブックより

面白そう。

でも、内容はほとんど覚えていなあ。盛り上がりはそれほどでもなかったかな…。

ただ、C&C理念を表すという、直径32メートルになる本物のパラボラアンテナがパビリオンになっているのがスゴイ。建築費は結構かかっているのではないでしょうか。 

燦鳥館(さんとりかん・サントリー館)etc.etc.…

公式ガイドブックより

これは、燦鳥館(さんとりかん・サントリー館)。

科学礼賛の科学万博では異色の、自然環境保護などのエコがテーマ。
大スクリーンに、シジュウカラガン親子の成長物語がドキュメンタリータッチで描かれる。
カナダの大自然の映像を通して、科学がもたらすものや科学を愛するこころ、自然を愛するこころ、この二つを感じてほしい。これがサントリー館のテーマ。

なんか地味なような。

ところが、私が見たパビリオンの中ではこのサントリー館が、一番科学技術というものの凄みを感じた。

へええ。

映像を映すスクリーンがとにかく大きかった。縦26m・横35mの大スクリーン。
TOHOシネマズ日比谷で一番大きいスクリーン1の大きさが縦8.3m・横19.8らしいですから、比率はだいぶ違うものの、相当な大きさ。単一スクリーンとしては世界一だったそう。

公式ガイドブックより
おおまかに、赤い部分がTOHOシネマズのスクリーン1の大きさ

そのスクリーンのスミからスミに、余白もなくきっちり映像が映し出される。鮮明さも、現在のハイビジョン並みだったのではないかと思います。
この映像システムを開発したのは、今でもしょっちゅう映画館で名前を聞くIMAX社。

あのIMAXレーザーとかで有名な。

その当時から映像分野で活躍してたんですね。

映像の内容も良かった。シジュウカラガンを卵のふ化から撮影スタッフが育てるらしく、スタッフを親だと思っているから飛んでいるすぐそばにグライダーで接近してカメラ撮影しても逃げない。

ものすごい大画面にあらわれるカナダの大自然、その中を羽ばたくガンを間近の視点から見る映像。その迫力、説得力たるやもう。技術の凄さというものを、実に明快に心に刻みつけられる体験だったのです。

で、行ったのはこの三つのパビリオンだけ。

だけ?

他にも行ったところはあるかもしれないけど、ハッキリ記憶にあるのはそれだけ。

大混雑の万博、二日間しか滞在していなかったので、うまく段取りを組まないとなかなか多くの場所には行けなかったのではないかと思います。
しかし今にして思えば、住友グループの住友館はすごくユニークなパビリオンの外観で興味があったし…、

ガイドブックより

芙蓉ロボットシアターのロボットショーは当時話題になっていたし、海外のパビリオンも見ておけばよかったし。

芙蓉ロボットシアター
ガイドブックより

やっぱり、万博は10回以上は通わないとダメ。

入場料を相当低くしないと無理でしょ。

十分の一程度に値下げすればいいのに…、と思うのですが無理ですよね。万博はビジネスでやっているのでしょうから。

つづく

Expo '85 IMAX NEC C&Cパビリオン つくば万博 つくば市 つくば科学万博 国際科学技術博覧会 富士通パビリオン 桜 燦鳥館 科学の門 科学万博 科学万博記念公園

前の記事つくば万博訪問記② 科学万博つくば1985 昭和の残光 昭和の行政改革【マイ聖地探訪の旅】

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です


最近の投稿

  • つくば万博訪問記③ つくば万博ギャラリー パビリオン・エキスポパーク編【マイ聖地探訪の旅】 2025年12月3日
  • つくば万博訪問記② 科学万博つくば1985 昭和の残光 昭和の行政改革【マイ聖地探訪の旅】 2025年10月11日
  • つくば万博訪問記① 当時の思い出とつくば市の今【マイ聖地探訪の旅】 2025年9月23日
  • そう、そうです。共生の、感動的恋物語です!映画『ChaO』見ました【映画の雑感】 2025年9月4日
  • 見て実感 日本のアニメーション発展の歴史「高畑勲展」観覧記【日々の感想】 2025年8月27日
  • 松本零士ダンジョンへ行きました「松本零士展 創作の旅路」観覧記【日々の感想】 2025年8月7日
  • 火の鳥見開き生原稿で実感する〝偉人〟手塚治虫が描く魔法。その精髄を考える【日々の感想】 2025年7月18日
  • 「TAMIYA プラモデルファクトリー」で伝説のF1マシンTyrrell P34を愛でる 2025年7月4日

カテゴリー

アーカイブ

タグ

21エモン Expo '85 GUNDAM FACTORY YOKOHAMA SF THE GUNDAM BASE YOKOHAMA Satellite この世界の片隅に ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10… つくば万博 つくば市 つくば科学万博 ガンプラ ククルス・ドアンの島 スタジオジブリ スパイダーマン チンプイ トモエ学園 パペットアニメーション プラモデル マーベル メイドインアビス メイドインアビス烈日の黄金郷 モンガー 動くガンダム 吾峠呼世晴 国際科学技術博覧会 宇宙戦艦ヤマト 安彦良和 宮崎駿 小林宗作 新海誠 星を追う子ども 東日本大震災 桜 機動戦士ガンダム 科学万博 科学万博記念公園 窓ぎわのトットちゃん 葬送のフリーレン 葬送のフリーレン展 ─冒険の終わりから始まる物語─ 藤子・F・不二雄 藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版> 藤子・F・不二雄大全集 藤子不二雄 鬼滅の刃 黒柳徹子
ケンイチ探偵 感想俱楽部
HOME | お問い合わせ | プライバシーポリシー

このサイトについて

世の中知らないことだらけ。
そんなケン一が、探偵となって世界の読み物、映画、出来事を調査・レビューする感想ブログであります。

キャラ紹介

サイト内検索

カテゴリー

最近の投稿

  • つくば万博訪問記③ つくば万博ギャラリー パビリオン・エキスポパーク編【マイ聖地探訪の旅】
  • つくば万博訪問記② 科学万博つくば1985 昭和の残光 昭和の行政改革【マイ聖地探訪の旅】
  • つくば万博訪問記① 当時の思い出とつくば市の今【マイ聖地探訪の旅】
  • そう、そうです。共生の、感動的恋物語です!映画『ChaO』見ました【映画の雑感】
  • 見て実感 日本のアニメーション発展の歴史「高畑勲展」観覧記【日々の感想】

各お部屋メニュー

  • アニメの感想
  • プライバシーポリシー
  • 全ての投稿記事
  • 問い合わせフォーム
  • 折々のせりふ
  • 映画の感想
  • 漫画の感想
  • HOME
上にスクロール