『撮って楽し 箱の中身は何でしょう「葬送のフリーレン展」を見て来ました【日々の感想】』のつづき
「葬送のフリーレン展 ─冒険の終わりから始まる物語─」を見るために、池袋サンシャインシティにやって来たケンイチ達。
写真映えする展示の中で葬送のフリーレンワールドを堪能、その中でもう一つの柱といえるのが会場内各所に設けられたクイズでありました。
まず、入り口でラリーシートというものが渡され…
各エリアでのラリーポイントにあるクイズの答えを、シートのアルファベットに穴をあけていくマークシート方式。
これを、展示出口に設置されているキーワード照合台に重ねると、ある言葉があらわれる、というもの。
おそらくは日替わりでクイズの内容は変えられているのではないかと思いますが、ケンイチ達が挑戦したクイズ第一問目はこんな感じでした。
Q1
かつては魔族が使う「人を殺す魔法」と言われていたが、現在では「一般攻撃魔法」と言われる魔法は?
A ゾルトラーク
B 幻影魔法
C 防御魔法
D 結界魔法
答え(クリックorタップしてね)
答え:A
1巻 第5話より
意外と簡単。「葬送のフリーレン」ファンであればすぐに分かる内容ではありませんか。
そして二問目はこんな問題でした。
Q2
フリーレンの師匠であるフランメが一番好きな魔法はどれ?
A 飛行魔法
B 服が透けて見える魔法
C 綺麗な花畑を出す魔法
D 石を人形のように操る魔法
答え(クリックorタップしてね)
答え:C
3巻 第22話「服従の天秤」より
Aはともかく、BやDがだいすきな人ってどうなの、という感じですがこれもまた、フリーレンファンであればすぐに思い出せる印象的シーンからの設問。
これなら余裕でクリアできるのではないかと、もっと手ごたえのある設問はないのか!などとケンイチは思いながら三問目に挑戦したのでした。
Q3
一級魔法使い試験の一次試験で、フリーレン・カンネ・ラヴィーネのパーティーと限鉄鳥(シュテイレ)を巡って対峙したデンケン・リヒター・ラオフェン。 彼らが使用していない魔法はどれ?
A 高速で移動する魔法(ジルヴェーナ)
B 花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュペラード)
C 裁きの光を放つ魔法(カタストラーヴィア)
D 大地を操る魔法(バルプラント)
なんだか難易度が急に上がったような。
ケンイチは記憶の糸を必死でたどるのでした。
相当原作を読み込んでいる人でないと、即答するのは難しいのではないでしょうか。
答え(クリックorタップしてね)
答え:B 花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュペラード)
5巻 第41話「覚悟のための時間」より
なんとなく不穏な空気を感じつつ、ケンイチは次の設問に挑戦したのですが…
Q4
迷宮などにある宝箱が、 ミミックかどうか調べる魔法はどれ?
A ミークハイト
B ゾルトラーク
C ネフティーア
D リームシュトローア
ケンイチには正解が全く分かりませんでした。
名前から何となくは正解が分かりそうでしたが…、しかし、確証は全くない。
そもそも、ゾルトラーク以外は何の魔法なのかも思い出せない。
仕方なく、禁断の裏技というか単純にカンニングというか…、ケンイチはスマホで検索せざるを得ませんでした。
正解は即判明。
答え(クリックorタップしてね)
答え:A (ミークハイト)
6巻 第48話「零落の王墓」より
便利なものだなぁ、スマホって。
などと、妙に感心するケンイチなのでした。
この調子でいくと、最後の問題はどんな難問が待ち構えているのかと恐れをなすケンイチでしたが、最終問題は意外とあっさり。
Q5
一級魔法使い試験に合格したフェルンがゼーリエから授かった魔法はどれ?
A しつこい油汚れを取る魔法
B かき氷を出す魔法
C 甘い葡萄を酸っぱい葡萄に変える魔法
D 服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法
答え(クリックorタップしてね)
答え:D
7巻 第60話「旅立ちと別れ」より
最後のクイズはある種有名な、思わず笑ってしまうシーンからの問題なのでケンイチは回答に悩む、ということもありませんでした。最後はあっさりさっぱり、お口直しのデザートという感じなのでした。
さて、展示の出口に照合台が設置されています。
シートを照合してみましょう。
さあ、答えは何?
答えは「葬送のフリーレン」の最終的な目的地、「魂の眠る地」でありました。
『そうだった。「葬送のフリーレン」とは…、ひとを知る旅路』
だと、ケンイチは思ったのでした。
それは人のいのちの理由を探す旅、いのちの証を探す旅、とも言えるのかもしれない。
宝箱に頭を突っ込めば、ケンイチも何かの気付きを得られたのかもしれませんが、もはやそれは分からない。
ケンイチもまた、いのちの理由を知りたい人間。
その理由を知る、その手助けを得るための場所はケンイチには無いのでしょうか。
『ああ、そうか…そうだった』
とも思うケンイチなのでした。
いのちは、その存在を定義する事も出来無い捉えどころのないもの。
始まりも終わりも分からない、そんないのちが続くかぎり、ケンイチの旅もまた、遅すぎることはない、常に始まったばかり…なのでしょう。
おわり