『わしの霊魂は旦那様のものではねえだ。』映画「窓ぎわのトットちゃん」より【折々のせりふ】
原作は短いエピソードの連続なので、明確なストーリーはない。そのため映画版は原作にはないエピソードを挿入してアレンジがなされていました。原作のテーマそのものはややぼやけているとも言えるかもしれないのですが、映画版は原作のメッセージを何倍にも強いものにしているとも思いました。
美しい国日本「美しいは、ビューティフル!」『窓ぎわのトットちゃん』より【折々のせりふ】
タレント黒柳徹子さんの自伝的小説「窓ぎわのトットちゃん」。今年の冬、初めてアニメ映画として映像化されると聞き、前々から興味があった本書を読みました。読んで圧倒されたのは、トットちゃんの過ごした幸せなトモエ学園時代、それをつくり出した小林宗作氏という教育者の信念、そのお互いの信頼関係の美しさでした。