殺し合い奪い合う、火の海の世界の中でのともだち。『君たちはどう生きるか』【映画の雑感日記】
印象としては、メッセージ性が強く、取っ付きづらい作品だな~とも思いました。描写は説明不足で眞人くんの心情の変化や成長という面も分かりづらい。展開や舞台の世界観はシュールで宮崎駿的世界観をテーマにした「鏡の国のアリス」のよう。…とはいえ、その短所を補ってあまりある宮崎監督の熱い思いは伝わってきました。そこがよかった。
『負ける唯一の方法は諦めること』 映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想
【映画の雑感日記】当然と言えば当然なのかもしれませんが、キャラの設定が結構細々と、色々と増えてました。生活感のあるマリオ、人生に悩むマリオ、戦うピーチ姫という追加設定で、今までのマリオシリーズを考えればやや以外にも感じましたが…、ただ考えてもみれば、他の有名ゲームソフトに比べれば、マリオは何の設定もない超シンプルなゲームだったなぁと思い出しました。
ブルース・ブラザーズ流イリノイ風トーストを食す 映画『ブルース・ブラザーズ』【映画の感想】
ケンイチは現在、ダイエット中。腹は減ったが朝食はどうしよう。 ふと思い出しました。『ブルース・ブラザーズ』のエルウッドがいつも「おパンのトースト」を「すっぴん」で食べていたのを。ダイエットにはちょうど良いかとケンイチも試してみましたが…。 映画版でカットされたシーンが収録されたDVD版の内容もご紹介します。
『星を追う子ども』的、ザ・たっち的『小説 すずめの戸締まり』読みました【日々の感想】
『小説 すずめの戸締まり』を読みました。 お話そのものは読んでいて楽しいドタバタロードムービーと言いますか、淡いラブコメ要素の入った『蟲師』と言いますか…。読んで連想したキーワードは、「少年マンガ的」『星を追う子ども』「破綻しかかったストーリー展開」「東日本大震災」「円熟味や安定感」「ご都合主義的」「ザ・たっち」…
アクト1が始まった!『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』【映画の雑感】
『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』見ました。完璧。ソニックワールド アクト1が始まったという感じ。展開はやや大げさで子供向けすぎるかな~という感じもあるのですが、お子様がソニックを初めて知るきっかけとしては最高の作品かもしれません。大人は任天堂とセガの争いの歴史と絡めて観ると感慨深いものがあるかも。
マーベル映画みたいだった! 映画『シン・ウルトラマン』見ました【映画の雑感日記】
面白かったです。面白かったですが、庵野秀明&樋口真嗣ペアの作品なら当然かもしれませんが徹頭徹尾パロディオマージュ映画でした。系統的には映画『ボヘミアン・ラプソディ』とか『跳んで埼玉』のように、思い切りみんなでワイワイ言いながら笑いつつ見るのが良いのではないかと思いました。
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』見ました【映画の雑感日記】
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』見ました。結構ホラーっぽい演出があって、私はSFホラーの名作『エイリアン』を思い出しました。それぐらい、ビクッと驚かされるシーンの連続。4D上映で見るといいかも。
映画『アンネ・フランクと旅する日記』見ました日記【映画の雑感日記】
『アンネ・フランクと旅する日記』見ました。思っていた以上にアニメらしい作品でした。 監督は、アニメ映画『戦場でワルツを』などの監督を務めたアリ・フォルマン氏。『戦場でワルツを』はかなり昔に見ました。見る者の感情移入を拒むかの如く、かなりシビ…
映画「サンダーバード55/GOGO」昭和は遠くなりにけり、ではなかった話【映画の雑感】
今でも売ってるんですね、ビニールのテープにパチンパチンとアルファベットを打刻するテープライター……(私が子供のころ、我が家ではよく使ってた) 「サンダーバード」、気高く美しい響き…。いいですね~。私が子供の頃は、夕方によく再放送されていたの…
映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』で、マーベル世界の深淵さを想う【映画の雑感】
ミス・レモンの場合 ケン一の場合 スパイダーマン大集合 見ました、スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム。 過去のスパイダーマン大集合になる作品とは全然知らず、あまり予備知識無しで見ていたので、初代「スパイダーマン」のトビー・マグワイアやウィ…