「彼女と働けるなら、」……『北極百貨店のコンシェルジュさん』見ました【映画雑感】
作者の西村ツチカさんはどういう作風の漫画家さんなのかと思い、他の作品もいくつか読んでみたのですが、過去作と比べると、この「北極百貨店のコンシェルジュさん」はそれまでの作品とは別モノといっても良いぐらい、すごくとっつきやすく親しみやすい娯楽作品なのだな、というのがわかりました。でも、テーマは深く…。
二人のため(にのみ)世界はあるの 映画『アリスとテレスのまぼろし工場』見ました【映画雑感】
見て驚いたというか、「あるぇ~?」と思ったのは、ヒジョーに物語全体のトーンが暗く、しかもそれが解消されないというテーマ。
「あの花」以来のモチーフがここまで来たのかという感もありますが…、ただ、テーマは深かった。
炎の熱ぅ~いラブストーリー立志伝 映画「マイ・エレメント」見ました【映画の雑感日記】
映像は素晴らしい、ストーリーも感動的。設定的なツメの甘さは感じるのですが…、でも、トータルではいい映画なのか?エンバーとウェイドの二人の熱ぅいラブストーリー…、である一方で、エンバーの立志伝を描く青春物語のようでもあり、物語の焦点は明確なようで不明瞭のような…。
『今時さぁ、ウ○コの映画なんてないぞ、お前!』(泉谷しげる談) 映画「愛しのクノール」
オランダ発のパペットアニメーション映画「愛しのクノール」舞台挨拶上映見て来ました。日本ではあまりないジャンルの映画、かつ舞台挨拶上映があるというので品川へ…。映画も良かったのですが、それ以上に舞台挨拶に上がった泉谷しげるさん(スパウトじいちゃん役)が凄かったので、その発言も紹介させて頂きたいと思います。
殺し合い奪い合う、火の海の世界の中でのともだち。『君たちはどう生きるか』【映画の雑感日記】
印象としては、メッセージ性が強く、取っ付きづらい作品だな~とも思いました。描写は説明不足で眞人くんの心情の変化や成長という面も分かりづらい。展開や舞台の世界観はシュールで宮崎駿的世界観をテーマにした「鏡の国のアリス」のよう。…とはいえ、その短所を補ってあまりある宮崎監督の熱い思いは伝わってきました。そこがよかった。
『負ける唯一の方法は諦めること』 映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想
【映画の雑感日記】当然と言えば当然なのかもしれませんが、キャラの設定が結構細々と、色々と増えてました。生活感のあるマリオ、人生に悩むマリオ、戦うピーチ姫という追加設定で、今までのマリオシリーズを考えればやや以外にも感じましたが…、ただ考えてもみれば、他の有名ゲームソフトに比べれば、マリオは何の設定もない超シンプルなゲームだったなぁと思い出しました。
ブルース・ブラザーズ流イリノイ風トーストを食す 映画『ブルース・ブラザーズ』【映画の感想】
ケンイチは現在、ダイエット中。腹は減ったが朝食はどうしよう。 ふと思い出しました。『ブルース・ブラザーズ』のエルウッドがいつも「おパンのトースト」を「すっぴん」で食べていたのを。ダイエットにはちょうど良いかとケンイチも試してみましたが…。 映画版でカットされたシーンが収録されたDVD版の内容もご紹介します。
『星を追う子ども』的、ザ・たっち的『小説 すずめの戸締まり』読みました【日々の感想】
『小説 すずめの戸締まり』を読みました。 お話そのものは読んでいて楽しいドタバタロードムービーと言いますか、淡いラブコメ要素の入った『蟲師』と言いますか…。読んで連想したキーワードは、「少年マンガ的」『星を追う子ども』「破綻しかかったストーリー展開」「東日本大震災」「円熟味や安定感」「ご都合主義的」「ザ・たっち」…
アクト1が始まった!『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』【映画の雑感】
『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』見ました。完璧。ソニックワールド アクト1が始まったという感じ。展開はやや大げさで子供向けすぎるかな~という感じもあるのですが、お子様がソニックを初めて知るきっかけとしては最高の作品かもしれません。大人は任天堂とセガの争いの歴史と絡めて観ると感慨深いものがあるかも。
マーベル映画みたいだった! 映画『シン・ウルトラマン』見ました【映画の雑感日記】
面白かったです。面白かったですが、庵野秀明&樋口真嗣ペアの作品なら当然かもしれませんが徹頭徹尾パロディオマージュ映画でした。系統的には映画『ボヘミアン・ラプソディ』とか『跳んで埼玉』のように、思い切りみんなでワイワイ言いながら笑いつつ見るのが良いのではないかと思いました。