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『小説 すずめの戸締まり』を読みました。 お話そのものは読んでいて楽しいドタバタロードムービーと言いますか、淡いラブコメ要素の入った『蟲師』と言いますか…。読んで連想したキーワードは、「少年マンガ的」『星を追う子ども』「破綻しかかったストーリー展開」「東日本大震災」「円熟味や安定感」「ご都合主義的」「ザ・たっち」…

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主要な登場キャラは小学生のジュブナイルもの。子供特有の不器用さや至らなさ、そこから来る残酷さや不条理の描写は本当にリアル。生命の本質や真理をも絡めつつ、未来への希望をつなぐラストは実に感動的。SFとしてもジュブナイル物としてもすごく良い作品だと思いました。それが原作の素晴らしさ。その劇場版はどうなのかと言いますと…

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還らずの都「ショウロウ」を目指した人々『メイドインアビス』深界六層での冒険での印象的な台詞を紹介いたします。
おそらくは100年以上前、オースの街が出来るよりも遥か昔。
故郷を追われた人々は決死隊『ガンジャ』となってアビスの深淵にあるという黄金郷を目指す…。そこにあった『温かい闇』とは希望なのか慰めなのか。

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観る順番で結末が変わると言われておりますが…。
原作を読んで強烈に感じたのは「純愛」というテーマ。主人公 暦の愛に殉じる姿勢、愛がゆえに人生を左右されてしまう和音の悲しさ。様々な愛の形が終劇の一点に集約されるその感動。SFとしてそれほど高度で難解というわけではないので読みやすい。良い作品だと思いました。一方で映画版は—

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『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』見ました。完璧。ソニックワールド アクト1が始まったという感じ。展開はやや大げさで子供向けすぎるかな~という感じもあるのですが、お子様がソニックを初めて知るきっかけとしては最高の作品かもしれません。大人は任天堂とセガの争いの歴史と絡めて観ると感慨深いものがあるかも。

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原作を読んでから鑑賞しました。
思春期の生きづらさを美しい夏の青空に変えていくような、希望や疾走感を感じる青春モノ。青春って大雑把、でもそれがイイ?、と感じる作品でした。作画は繊細、声優さんの演技も良い。不満があるとすると、原作での主人公の境遇とかでしょうか——。

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アニメ版の冒頭にも出てきた、ベラフの言う真の闇の中にあるという見たことのない光。六層の冒険のテーマにも関わっていそうな雰囲気のセリフについて、三人は議論するのでありました。 「真の闇」、絶望ってこと?「絶望」って何?

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【折々のせりふ】④ アニメ、漫画等印象的なシーンのセリフ・ことば、『メイドインアビス』にまつわる、特に深界六層での冒険での印象的な台詞・感想をケンイチたちが考えるのでありました。「真の闇」とはなんだ…!

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たまたま歩いていた池袋。よくよく考えてみればここは婦女子さんの聖地乙、女ロードである事を思い出しました。乙女ロードという場所が脚光を浴びたのは10年ぐらい前でしょうか。今は大規模なアニメイト本店もオープン予定とかで、そうなれば腐女子の街としての池袋の地位はますます爆上がり(?)。そうなると面白いですね。

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神の沈黙と仁吉さんの饒舌。どんなに虐げられても怒らない。ナゾのお人よしサラリーマン仁吉さん孤高の哲学。その真相を知った時、我々は刻の涙を見る——。というような、人生の中ではこんな嫌なこともあるかもなぁ…というあるある感から、「んなわけない!」と言いたくなるようなSF的テーマにつながっていく展開はさすがF作品。

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50/90